ピーリング剤だけでも、まるでレーザー施術を受けたかのようにお肌がキレイになる施術が、イタリアから上陸しました。
PRX-T33は、医療機関で受けることのできるマッサージで浸透させるピーリングです。
直後から脂質の改善やハリ感の向上、高い保湿力を感じる事ができます。また光治療器などと組み合わせる事で、機器の効果もより高めることが可能です。
1回 | 3回 | 6回 |
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¥11,000 | ¥29,700 | ¥52,800 |
※上記は消費税10%込みの価格です。
初回 ¥8,800
PRX-T33は、侵襲的な治療を必要としない上記すべての症例に適応
TCAが組織にバイオリバイタライジング作用をもたらす経路は3つあります。
その一つが成長因子の増加[血小板由来成長因子(PDGF)、トランスフォーミング成長因子(TGF)、血管内皮成長因子(VEGF)]によるもの、二つ目が炎症性および非炎症性インターロイキン(IL-1およびIL-10)のバランスの取れた炎症作用によるもの、そして三つ目が皮膚ストレス応答システム(SSRS)によるものです。
日本のある研究グループが2012年に発表した研究により、TCAが皮膚へ塗布されるとコラーゲン繊維形成を誘導する機序が特定されました。
身体が全身性のストレスを受けると、視床下部ー下垂体ー副腎(HPA)系の副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)依存性のカスケードにより、ホルモン前駆体であるプロピオメラノコルチン(POMC)が放出されます。
特異的な酵素[プロホルモン転換酵素(PC1, PC2)]がPOMCを誘導ペプチドに切断します。
この流れとは別にPOMCはCRH非依存性経路でも分泌されます。
上記の研究で、マウスおよび人の培養細胞にTCAを作用させると局所ストレスを誘導できることが示されました。
POMCは、表皮角化細胞および真皮線維芽細胞の増殖とそれによる皮膚のターンオーバーの促進、皮膚バリア機能の強化など皮膚の修復に大きな役割を果たす複数のべプチドホルモンの前駆物質です。
このホルモン前駆物質はゴルジ複合体の小胞内から運び出される間に分解されます。
酵素による分解は、酸性のpHの環境でより効果的に起こります。
バイオリバイタリゼーション作用を最大に高めるには、WiQo顔用美容液を使用して、治療後数日間は肌を酸性に保つことが不可欠です。
H2O2にはTCAによって生じたバイオリバイタリゼーションに対する皮膚の反応を促進させる作用があります。真皮乳頭層に到達したH2O2は、皮膚の角質層を通過する際に、TCAの水素イオン(H+)の刺戟性の高い作用を低減し、角質層の蛋白質の変性を防ぎ、水分を放出します。
いくつかの科学的研究では。組織の修復過程でH2O2が中心的な役割を担っていることが強調されています。血管網に生じた障碍が酸素の流れを減少させるため、創傷治癒が妨げられます。モデル実験によると、高濃度のH2O2(3% v/v)のH2O2が創傷修復過程に遅延をきたしますが、低濃度のH2O2(0.5% v/v)の下では逆に治癒過程が促進されることがわかりました。
低濃度のH2O2には他にも真皮に対する重要な作用があります。
線維芽細胞増殖因子(FGF-2)の受容体への親和性を向上させ、リンパ球の活性を調整し、TCAによって引き起こされる炎症を調整する作用があります。
またH2O2にはアポトーシスの調節によって真皮の再構築に介入する作用もあります。
PRX-T33に配合されているTCAおよびH2O2は、異なる速度で真皮バリアを通過し、異なる深度まで到達します。
H2O2は高い親和性があるため表皮の表層の死亡に素早く浸透しますが、TCAの水素イオンは表皮および真皮に緩やかに、より深部まで浸透します。