堺市・上野芝にある、おおかわ皮ふ科クリニックでは、症状を緩和するだけでなく、根本的な原因にアプローチし解消できるような治療を心がけています。
いぼ(尋常性疣贅)やにきび治療などの一般的な皮膚科診療に加えて、多彩な美容メニューも提供しております。肌に関して気になることがあれば、気軽にご相談ください。
本ブログでは、そうした皆様の肌の健康や美容に役立つさまざまな情報をお届けして参ります。
今回のテーマは“火傷”についてです。
火傷とは
火傷は、日常生活で多いケガのひとつです。お湯や火などの熱源が肌に触れることで、痛みを感じたり水ぶくれができたりします。
なお、火傷は、医学用語で「熱傷(ねっしょう)」と呼ばれています。
火傷の症状
火傷の症状は、損傷した皮膚の深さや面積によって異なります。
Ⅰ度熱傷(ED)
皮膚の外側である表皮が火傷を負った状態です。皮膚が赤くなったり、むくみが生じたりします。
痛みはあるものの、数日程度で治まるケースが多いです。
浅達性Ⅱ度熱傷(SDB)
表皮の内側になる真皮層の浅い部分が火傷を負った状態です。皮膚の赤みやむくみとともに、紅色の水ぶくれができます。
強い痛みがあるのも特徴です。
深達性Ⅱ度熱傷(DDB)
真皮層のなかでも深い部分が火傷を負った状態を指します。
肌が赤や紫などに変色するのが特徴です。白く濁った水ぶくれができることもあります。
なお、痛みは、浅達性Ⅱ度熱傷(SDB)よりも強いです。
Ⅲ度熱傷
脂肪や筋肉などの皮下組織まで火傷を負っている状態です。皮膚は、白や黄褐色、黒などに変色します。
神経や血管が損傷しており、痛みは感じません。
火傷の原因
火傷の原因は、熱湯や高温の油などが肌にかかるケースが多いです。加えて、ストーブやアイロンなどの家電が肌に当たることで、火傷につながる場合もあります。
なお、低温火傷にも注意しなければなりません。低温火傷は、44〜50℃のものに肌が長時間接触し続けることで起こる火傷です。
主な原因は、湯たんぽやカイロ、電気毛布などを長い時間使用することが挙げられます。
火傷の治療
応急処置
火傷を負った場合、早急に患部を流水で冷やすことが重要です。これにより火傷の進行を防いだり、痛みを和らげたりする効果が見込まれます。
浅い火傷の治療法(Ⅰ度熱傷、浅達性Ⅱ度熱傷)
火傷の症状が軽い場合は、軟膏やクリームなどの外用薬を使用します。感染症対策のため、抗生剤が投与されるケースがあります。
深い火傷の治療法
火傷による損傷が激しいと、皮膚が壊死しているケースが多いです。そのままにしておくと感染の原因となるため、患部を切除します。
症状によっては、入院して点滴をしたり皮膚を移植したりする場合があります。
まとめ
火傷は、小さいお子さんから高齢者まで誰でも起こりうるケガのひとつです。そのため、家電の配置や調理器具の使用方法など、普段から注意して防ぐことが大切です。
火傷を負った場合は、速やかに患部を流水で冷やしましょう。その後、病院で治療をおこなうことで、症状の悪化を防げます。
火傷や火傷の跡でお困りの方は、堺市・上野芝にある、おおかわ皮ふ科クリニックへお越しください。患者様のお悩みや症状にあわせ、的確な治療法を提案いたします。