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多汗症について
多汗症とは？
多汗症とは、必要以上に汗をかく病気のことで、症状の重さによっては日常生活に影響が出る場合もあります。
多汗症には、全身に発汗が増える「全身性多汗症」と、手の平や足の裏、脇、顏など体の一部に発汗が増える「局所性多汗症」があります。
多汗症の主な症状
体温調節に必要な汗の量よりも、過剰な量の汗をかきます。
症状の程度には個人差があり、手の平が汗ばむという程度から、症状が重いと汗がしたたり落ちてノートの字がにじむという場合もあります。
また、手足に水ぶくれができ、皮がめくれるなどの皮膚の症状や、脇や足が臭う、指先が冷える、精神的苦痛によりうつ病を発症するといったケースも見られます。
多汗症の原因
多汗症には、他の疾患によって起こる「続発性多汗症（二次性多汗症）」と、原因が明らかでない「原発性多汗症」があります。
続発性多汗症の原因となるものについては、感染症、内分泌代謝異常、神経性疾患、薬剤の副作用、腫瘍、外傷などが挙げられます。
多汗症の診断・検査方法
問診により自覚症状について質問します。
また、一般的な発汗測定にヨード紙法（ヨードでんぷん法）というものがあり、この検査では汗に触れた部分が黒く変化する紙を使用するため、汗の量や発汗する部分を目で見て確認することができます。
多汗症の治療方法
多汗症の治療方法には、塩化アルミニウムを使用した外用療法、臭化プロパンテリン（保険適用）などを使用した内服療法、ボツリヌスの注射（ボトックス注射）などがあります。
多汗症のために、普段の生活に支障を来しているという方は、堺市・上野芝にあるおおかわ皮ふ科クリニックへご相談ください。
