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ホクロとは?
ホクロとは、メラニンを作る色素細胞が変化した「母斑細胞(ぼはんさいぼう)」が集まってできたもので、医学的には「母斑細胞母斑」と呼びます。
ホクロの種類
ホクロは主に次の5種類に分けられます。
先天性母斑
平坦、盛り上がったもの、毛が生えたものなど色々な形が見られます。
Unna母斑
直径1cm程度で、黒色〜茶褐色が多いです。
Miescher母斑
ドーム状に膨らんだ形で、年齢とともに色が薄くなることが多いです。
Spitz母斑
赤~黒色のものが多く、悪性黒色腫(メラノーマ)との見分けが困難なことがあります。
Clark母斑
直径1cm以下が多く、中央の色がやや濃いことが多いです。
ホクロの原因
ホクロは母斑細胞の増殖によって起こります。
また、ホクロが増える原因は明らかになっていませんが、紫外線の影響や遺伝、女性の場合は女性ホルモンの変動が関係すると考えられています。
炭酸ガスレーザーでホクロを除去
ホクロを除去するために母斑細胞を取り除きますが、ホクロは皮膚の深部から生じるため、完全な除去のためには若干広範囲に切除する必要があります。
堺市西区のおおかわ皮ふ科クリニックでは、一般皮膚科診療だけでなく、美容医療も行っておりますので、仕上がりの美しさを重視して施術を行わせていただきます。
炭酸ガスレーザーを使用
当院では、炭酸ガスレーザーを用いたホクロ除去を行っています。
通常のメスを使用した手術に比べて回復が速く、出血も少ないというメリットがあります。
ホクロに炭酸ガスレーザーを照射すると、皮膚内の水分と反応し、熱が生じます。
この熱で組織が気化し、ホクロが除去されます。
出血がほとんどなく、時間も短縮されるため、一度に多くのホクロを除去する際にも適しています。
副作用と注意点
- 施術後、しばらくの間は傷が残ります。完治するまで、患部を清潔に保ち、不必要な刺激を避けてください
- ホクロが再び形成されることがあるため、その際は再施術を検討します
- 検査で悪性の結果が出た場合、専門的な治療が必要になることがあります
ケアのポイント
傷口が完全に閉じるまで(約10日から2週間)、軟膏を塗布し、保護テープで覆ってください。