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ホクロの除去について
ホクロは良性腫瘍のため治療の必要はありませんが、気になる場合は外科的切除や炭酸ガスレーザーによる切除を行います。
堺市西区のおおかわ皮ふ科クリニックでは、ホクロの除去に対応していますので、気になるホクロがある場合はお気軽にご相談ください。
皮膚腫瘍について
皮膚腫瘍とは、皮膚の表面や皮膚の下にできるできものやしこりのことを言います。
皮膚・皮下良性腫瘍の代表的なものには、ほくろ、脂漏性角化症(老人性いぼ)のほか、次のような種類があります。
粉瘤(ふんりゅう)
粉瘤とは、皮膚の内側に袋状のものができ、その中に角質や皮脂が溜まって生じる良性の腫瘍です。
「アテローム」や「表皮性嚢腫(ひょうひせいのうしゅ)」とも呼ばれており、袋に溜まった内容物には独特のにおいがあります。
粉瘤は内容物を出しても袋が残っていると再度大きくなるため、治療では袋ごと摘出する処置を行います。
脂肪腫(しぼうしゅ)
脂肪腫は、脂肪細胞が増殖してできた良性の腫瘍です。
通常は痛みがなく、大きさも様々で、直径数mmから10cmほどのやわらかいできものが皮膚の下に生じます。
軟性線維腫(なんせいせんいしゅ)
首まわりや脇、鼠径部などやわらかい部位にできる良性の腫瘍で、皮膚と同じ色もしくは茶色っぽい色をしています。
小さいものを「スキンタッグ」「アクロコルドン」、大きいものを「軟性線維腫」と分類する場合があります。
汗管腫(かんかんしゅ)
汗管腫は、エクリン汗腺が増殖してできる良性の腫瘍で、主に思春期以降の女性の目の下や上まぶたに見られます。
皮膚の色、もしくは黄色がかった1~3mmほどのブツブツができ、顔以外にできる場合もあります。
稗粒腫(ひりゅうしゅ・はいりゅうしゅ)
稗粒腫は、角質が溜まることでできる良性の腫瘍です。
直径1~2mmほどの硬くて白いブツブツが見られますが、痛みやかゆみはありません。
目のまわりや鼻など顔にできることが多く、首、脇の下にできる場合もあります。
石灰化上皮腫(せっかいかじょうひしゅ)
石灰化上皮腫とは、毛根にある毛母細胞を起源とする良性の皮下腫瘍で、皮膚の一部が石灰のように硬くなります。
皮膚と同じ色、または黄白色や青黒い色に見える場合があり、多くは無症状ですが、かゆみや、押した時に痛みを感じるケースがあります。
皮膚線維腫(ひふせんいしゅ)
皮膚線維腫は、コラーゲンが蓄積してできる良性の腫瘍です。
褐色で皮膚の表面が少し盛り上がっており、特に女性の腕や脚に多く見られます。
はっきりとした原因はわからないものの、虫刺されなど皮膚の小さな傷の後にできる場合があります。
できもの・しこりの切除を行っています
堺市・上野芝にあるおおかわ皮ふ科クリニックでは、各種皮膚腫瘍に対して問診を行い、視診、ダーモスコープなどで患部を詳しく確認したうえで、適切な治療方法をご提案いたします。
また、必要に応じて病理検査を行う場合があります。
局所麻酔で対応できる腫瘍であれば、外科的処置による切除を行っておりますので、気になるできもの・しこりがある場合は、お気軽に当院へご相談ください。